PCE開発に必須のMednafenのデバッグ機能
2022年05月04日
ぶっちゃけ、Mednafenがないとプログラミングがつらすぎます。
以下に、お世話になっているMednafenのデバッグ機能をご紹介いたします。
■Alt+D ...デバッグ機能への突入
デバッグ機能に突入します。突入直後は、「CPUデバッガビュー」になります。
■Alt+1 ...CPUデバッガビュー
左側にアセンブラプログラムリスト、右側にCPUレジスタやハードウエアレジスタの内容が表示されます。
ステップデバッグがここで行なえます。
【拙者が頻繁に使うキー操作】
スペースキー ...ブレークポイントのON/OFF
Ctrl+G ...CPUアドレスを16進数で入力することで、左側のアセンブラリストの表示位置が変更できます。
S ...1ステップ実行
R ...ブレークで一時停止になった実行の再開
■Alt+2 ...グラフィックビューワ
VDCのVRAMの様子を、グラフィカルに確認できます。
矢印↑↓で、VRAMアドレスをスクロールさせることができます。
拙者のサンプルソースではもっぱら、VRAM$0000はBATが配置されているため、ゴミみたいなグラフィックスしか見えませんが、↓キーで少し下に動かすと、$1000に配置されたBGキャラクターが確認できます。
作ったドットBGキャラがちゃんと転送されているのかを点検できるので便利です。
SG(スプライトキャラクター)は、BGキャラとはフォーマットが違うので、これまた壊れた表示に見えます。
矢印←→キーでスプライト表示モードに切り替えることで、SGも正しく視認することができるようになります(このとき、逆にBGキャラの表示が壊れることに注意してください)。
他にも便利なデバッグ機能がたくさんあります。
Mednafenのドキュメントを参照して、ぜひ開発のお役に立ててください。